プチ家出 その2
2003年12月22日 朝、ケイタイの着信で目が覚めた。
マンションの管理人さんから。「お留守ですか?」
その日は午前中消防点検が入ることになっていた。
「あ!すみません。主人がいるんですが、まだ寝てるんだと思います。すぐ起こします!」
まったく。何の役にも立ちゃしない。
すぐケイタイに電話する。「全然気づかんかった。で、帰ってくるの?」
ケロッとしている。それにグースカ寝てるし・・・。
とりあえず、終わったらまた電話してと電話を切る。
相変わらずマイペースな人だ。本当に。
眠れないくらい悩むなんて経験は絶対ないんだろうな。
ま、私も寝てたけど。
「で、帰ってくるの?」って何?帰ってくなくてもいいの?
昨日のメールを見た時点で、取り乱して連れ戻しに来てもバチは当たらないと思うんだけど。
ダンナさんの性格からいってそんなことはしないだろうと予測はつきましたが。
気がすむまでこっちに居てもいいなんて言われたらこれまたショックよね〜。
親の手前、週明けまでには帰らないといけないし・・・。
またいろんなことを考えた。
出てきたはいいけど、やっぱり自分から戻るのは何だか一人ずもうでもしてるみたいでイヤだ。
迎えにこいよ!
私が自分の家に戻れたのはその日の夜。
夕方、車検を終えたダンナさんがその足で迎えに来た。
正直、ちょっとホッとした。
家に着いた。
でもまだダンナさんの顔を見ると涙が溢れる。
顔を背けて何もしゃべらない私にダンナさんがまとわり付いてキスしてくる。
そんなことでうやむやにされちゃたまったもんじゃない!
昨日、今日の私の涙が全部ムダになっちゃうじゃない!
イヤイヤをして離れる。
「悪かったからもう泣かんといてて〜」
「心にスキがあった。もう俺ちゃんとするから!」
抱きしめられても涙があふれるばかり。
何時間かこんな押し問答が続いた。
そのうち私の気持ちも落ち着いてきた(というか、もう本当に泣き疲れた感じ)。
「仲直りのキス」とか命名して勝手に仲直りさせられた。
ダンナさんがお風呂を沸かしてくれた。
なんとなく、うまいこと丸め込まれているような気もするけど、少しは反省してるし今回のことは許そう。
そう簡単にこの悪いクセが治るとも思はないけど、今回のことでダンナさんも知恵がついただろう。
するんだったら絶対バレないようするだろう。
して欲しいって言ってる訳じゃない。しないのがいいに決まってる。
でもまたやるんだろうな・・・。もう本人に任せるしかないのかな。
でも、次見つけたら許さない、というか、自分自身諦めがつくかな。
お湯につかって考えた。
でも、ちゃんと言っておかないといけないことまだ言ってない!
お風呂からあがったダンナさんを捕まえて布団の上に座らせる。
「悪いことしたと思ってる?」
「ほんとに反省した?」
「もうしない?」
「絶対?」
だまってうなずく。
「じゃ、明日から普通にする。」
「でも今度見つけたらその時はもうムリ。きっと耐えられない。」
「その時は離婚やな。」
ダンナさんの口からそんな言葉が発せられた。
どこまでの覚悟があってこの言葉を口にしたのかは分からないけど、
ダンナさんの決意の現れかなと今回はいい方に解釈することにした。
そんなこんなで私のプチ家出は終わった。
明日は私の誕生日。年末には2人で温泉旅行の計画もある。
果たしてこれからダンナさんがどれだけ今回の罪滅ぼしをしてくれるのか、
とくと見せていただこうと思っている。
マンションの管理人さんから。「お留守ですか?」
その日は午前中消防点検が入ることになっていた。
「あ!すみません。主人がいるんですが、まだ寝てるんだと思います。すぐ起こします!」
まったく。何の役にも立ちゃしない。
すぐケイタイに電話する。「全然気づかんかった。で、帰ってくるの?」
ケロッとしている。それにグースカ寝てるし・・・。
とりあえず、終わったらまた電話してと電話を切る。
相変わらずマイペースな人だ。本当に。
眠れないくらい悩むなんて経験は絶対ないんだろうな。
ま、私も寝てたけど。
「で、帰ってくるの?」って何?帰ってくなくてもいいの?
昨日のメールを見た時点で、取り乱して連れ戻しに来てもバチは当たらないと思うんだけど。
ダンナさんの性格からいってそんなことはしないだろうと予測はつきましたが。
気がすむまでこっちに居てもいいなんて言われたらこれまたショックよね〜。
親の手前、週明けまでには帰らないといけないし・・・。
またいろんなことを考えた。
出てきたはいいけど、やっぱり自分から戻るのは何だか一人ずもうでもしてるみたいでイヤだ。
迎えにこいよ!
私が自分の家に戻れたのはその日の夜。
夕方、車検を終えたダンナさんがその足で迎えに来た。
正直、ちょっとホッとした。
家に着いた。
でもまだダンナさんの顔を見ると涙が溢れる。
顔を背けて何もしゃべらない私にダンナさんがまとわり付いてキスしてくる。
そんなことでうやむやにされちゃたまったもんじゃない!
昨日、今日の私の涙が全部ムダになっちゃうじゃない!
イヤイヤをして離れる。
「悪かったからもう泣かんといてて〜」
「心にスキがあった。もう俺ちゃんとするから!」
抱きしめられても涙があふれるばかり。
何時間かこんな押し問答が続いた。
そのうち私の気持ちも落ち着いてきた(というか、もう本当に泣き疲れた感じ)。
「仲直りのキス」とか命名して勝手に仲直りさせられた。
ダンナさんがお風呂を沸かしてくれた。
なんとなく、うまいこと丸め込まれているような気もするけど、少しは反省してるし今回のことは許そう。
そう簡単にこの悪いクセが治るとも思はないけど、今回のことでダンナさんも知恵がついただろう。
するんだったら絶対バレないようするだろう。
して欲しいって言ってる訳じゃない。しないのがいいに決まってる。
でもまたやるんだろうな・・・。もう本人に任せるしかないのかな。
でも、次見つけたら許さない、というか、自分自身諦めがつくかな。
お湯につかって考えた。
でも、ちゃんと言っておかないといけないことまだ言ってない!
お風呂からあがったダンナさんを捕まえて布団の上に座らせる。
「悪いことしたと思ってる?」
「ほんとに反省した?」
「もうしない?」
「絶対?」
だまってうなずく。
「じゃ、明日から普通にする。」
「でも今度見つけたらその時はもうムリ。きっと耐えられない。」
「その時は離婚やな。」
ダンナさんの口からそんな言葉が発せられた。
どこまでの覚悟があってこの言葉を口にしたのかは分からないけど、
ダンナさんの決意の現れかなと今回はいい方に解釈することにした。
そんなこんなで私のプチ家出は終わった。
明日は私の誕生日。年末には2人で温泉旅行の計画もある。
果たしてこれからダンナさんがどれだけ今回の罪滅ぼしをしてくれるのか、
とくと見せていただこうと思っている。
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